noué 20周年
noguchiにKristenseN DU NORDと2月からイベントが続いてますが、
皆さまその都度じっくり「自分にとっての特別になるかどうか」を選んで決めてくださっている印象。
我々もとても楽しくご紹介させていただいております。
本当にありがとうございます!
企画したイベントの多くは、一度限りになる可能性が高いものばかり。
今週末から始まるこちらのイベントも同様かもしれません。
3.25(sat) – 3.31(fri)
HIROMI TSUYOSHI Exhibition “one-off”
nouéのオープン当初からご紹介を続けているニットブランドHIROMI TSUYOSHI
2022のコレクションで、ブランドとしても30周年を迎えました。
スタートした当初から、手と目の届く範囲でのものづくりを続けていることで、
生産は一貫して100% made in japan
通常の生産背景とは全く違うことで、作れる数量もごくわずか。
HIROMI TSUYOSHIでなければ、
一人一人のニッターの存在が無ければ、
生まれることのない特別なニットを作り続けています。
様々な理由からブランドとしても今まで開催したことのなかった初めての受注会を、
今回noué 20周年の企画のひとつとして快諾いただきました。
Style2 ¥154,000 / size1 only / Black,Navy
35% Mohair,30% Wool,15% Silk,10% Cotton,9% Acrylic,1% Nylon
まずは2022のコレクションで登場したかのこ編みセーター。
ブログ掲載後瞬く間にお嫁に行ってしまったこの一枚を、
今回の受注会限定で復刻。
nouéの為に選んで下さった特別なお色でご紹介出来ることとなりました。
この贅沢さをあくまでも日常着として袖を通して欲しいので、イメージとしてはスウェットのような感覚で。
BLACK baseの多本取りで仕上げられたニットは、まるでチラチラと光る夜の景色。
色の奥行きにため息が出ます。
特別なお色は2色展開。
わずかに色が変わるだけで秋の夕焼けみたいに変化したNAVY base
Style6 ¥209,000 / size0,1 / Mocha / 90% Cashmere,10% Nylon
こちらも2022のコレクションで登場していたカシミアセーター。
個人的にもこのデザインが大好きで、津吉さんの手元にあったものをこの機会に譲っていただくことの出来た一枚です。
極上のカシミアを、なんと手編みで仕上げています。
ふわりと柔らかく贅沢な着心地と、普遍的なデザイン。
先を見て、長い年月ずっと着続けて欲しい一枚です。
スタイリングしたスカートパンツも2022のコレクションで登場していたもの。
先ほどのセーター同様、今回の受注会限定カラーでのご紹介です。
ニュアンスのある杢のブラウンベージュのような色合いと、ブラックの2色展開。
Style3 ¥77,000 / size0,1 / Brown,Black / 100% Wool
薄く柔らかいハイゲージのニット生地をプリーツ状にまっすぐ縫い上げるのは非常に難しい技術。
多本取りや家庭機、ハンドニットとはまた違った卓越した技術がここに詰まっています。
実はこのディテールを仕上げているのはたった一人のベテランニッター。
こちらも技術を引き継げている方がおらず、このような凝ったハイゲージは今後作れなくなると教えてくださいました。
「手の込んだハイゲージニット」
HIROMI TSUYOSHIのコレクションで常に登場してきたクリエイションが、またひとつ区切りとなります。
最後に、津吉さんにとって思い出深いデザインをご紹介。
今回の受注会が復刻のきっかけとなった特別な一枚です。
Style 11 ¥231,000 / size0,1 / White,Black / 70% Wool,30% Cashmere
HIROMI TSUYOSHIがスタートして日の浅い2,3年目の頃に初めて制作されたこちらのニット。
複雑に柄が絡み合いながらも、一着の中で全てがまとまり調和している絶妙なバランス。
部分的に編み上げてパッチワークするのではなく、身頃も袖も、柄の位置を念頭に入れながら横に横にと編み進めて作られているんです。
津吉さんが見せてくれた、編み地を決めるために作られたたくさんのサンプル。
細部に対してこだわっていくこの小さな作業の繰り返しから、HIROMI TSUYOSHIのニットは生まれています。
こちらのデザインに関しては、BlackでSample size1 / WhiteでSample size0をご用意しています。
どちらもお試しいただけますので、サイズ感にご不安のある方はぜひ袖を通しにいらしてみてください。
コロナ禍以降、我々が見聞きしている以上に制作の現場が変化しているというお話を多くのブランドから聞くようになりました。
そんな中で、HIROMI TSUYOSHIもまたたくさんの変化をしながら、その時に作れる最高のニットを届けてくれています。
限りのあるものであること。
“今”を踏まえていただくのが、一番良いと思います。
このような受注会は最初で最後になるかもしれませんし、もしかしたらこのような形のみでのご対応になるかもしれません。
それぐらい、HIROMI TSUYOSHIの背景もまた変化を続けています。
3.25(sat) – 3.31(fri)
HIROMI TSUYOSHI Exhibition “one-off”
※各デザイン数量限定となります。お問い合わせをいただいた際に既に完売している場合もございますので、ご了承の程よろしくお願いいたします。
*到着は8,9月を予定しています。
*完全受注生産となりますため、キャンセルはお断りしております。ご理解のほど、よろしくお願いいたします。
【大切なお知らせ】
2023年より、毎週水曜日を定休日とさせていただくこととなりました。
ご不便をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
3.29(wed) close
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【recruit】
現在nouéでは一緒にお店を作ってくれるスタッフを募集しています。
こちらでは現在のnouéについて詳しくご紹介しておりますので、ぜひご覧になってみてくださいね。