nouéの9月も佳境。
力強いクリエイションが続きます。
お問い合わせが続き、ご紹介が遅れて申し訳ありません。

HIROMI TSUYOSHI 2024 start






style18 ¥198,000 / Mixed Blue,Mixed Pink / size1 / 88% Wool,5% Cashmere,4% Silk,3% Polyamide

細い糸を用いた9本どりのハンドニット。
きゅっとコンパクトに立ち上がった首元と角度のきついラグラン袖のバランスが絶妙で、とても贅沢なスウェットのような印象です。
Mixed Blueの方が全体的にパープルっぽく、Mixed Pinkの方が全体的にベージュっぽい印象。
この抽象画のような色の表情をなんとお伝えしようかとずっと悩んでいたのですが、ツヨシさんの言葉を借りると”明るさと暗さを両立させる色組”
まさにです。





style17 ¥173,800 / Ivory / size0 / 50% Cashmere,50% Silk

カシミアシルクという細い糸のみで作られたドライな質感のクルーネックセーター。家庭機を用いて手作業で作られる一枚です。
肩幅身幅着丈と、全体的にコンパクトな身頃についた袖の立体的なフォルムがなんとも言えずに可愛い。
質感は大人なのに、立ち位置としては変形のカットソーのようなカジュアルな一枚です。
長めに作られたリブにより袖丈のアレンジも自在な事で、肌をどの程度覗かせるかで幅広い季節に楽しめます。





style19 ¥204,600 / Ivory,Black / size1 / 70% Wool,30% Cashmere

首に沿う立ち襟とＶネックの美しさ、ウール混であることを感じさせないほどの軽さと柔らかさに袖を通してびっくりしました。
シンプルなのですがありふれていない、HIROMI TSUYOSHIの技術力と絶妙な匙加減のセンスのバランスに感動して、じわじわと染み入る出会った事のない一枚です。





style20 ¥253,000 / Mixed Brown / size1 / 100% Wool

3種のウールを使って編み上げられたハンドニット。
コンパクトに出来る首元のボタン位置や、コーヒーからカフェラテのグラデーションのような渋いカラーリング。見た目よりずっと細い糸で編まれた軽やかさ。
HIROMI TSUYOSHIのジャケットの格好良さをまっすぐ感じられる一枚は、ぜひ羽織物がお好きな方に。





style16 ¥242,000 / Black / size2 / 80% Wool,10% Cashmere,10% Silk

HIROMI TSUYOSHI2024の最後にご紹介するのは、津吉さんが「この先に残しておきたい」と考えるアーカイブニットを復刻して作られた一枚。
ジャケットとニットシャツの中間のような、程良い厚みの軽やかさ。かぎ針ならでの優しさと、首元と背中の決まる格好良さ。
こちらもHIROMI TSUYOSHIというクリエイションの真髄を味わえる、特別な一枚です。





そしてここからは、2024とはまた別の、特別で新しいコレクションのご紹介。

「さらなる素材の深みが必要だった」と話して下さった、津吉さんの追求

津吉さんがご自身で紡いだ、手紡ぎのニットをご紹介します。


100% Shetland wool / sizeF



始めたばかりの、「今でしか紡げない糸」
完璧で綺麗な糸とは違う、生き物そのものを拝借したような、いとおしさのある糸




100% Halfbred wool / sizeF




3月、展示会のために津吉さんのアトリエがある七里ヶ浜に伺いました。
そこで津吉さんが嬉しそうに、そして少し気恥ずかしそうに見せてくれたのが今回委ねてくださった手紡ぎのニット。
ほこりや土がついた原毛を毛糸にするまでの工程を、すべてご自身の手で行ったそうです。



「HIROMI TSUYOSHIを表現するのに表情の出る、自分なりの糸を紡ぎたい」

一枚分の糸を紡ぐには相当な時間を要するそうで、
「焦ってしまうとそれなりの糸にしかならず、その時々が糸に出ることも学んでいる」と伝えてくれた津吉さん。

今後一年に2,3枚つくることができたらと考えてらっしゃるそうですが、
その時にはまた、今回のfirst pieceが持つ表情とはまるで違うものが届いていることかと思います。





そしてそんな特別な糸が少しだけ使われたアーカイブのスペシャルピースも今回譲っていただきました。


Reforme  Aran sweater ¥211,200 / Ivory / size1 / 100%Wool +96%Wool,4%Nylon

こちらは2019年のハンドニットの着丈と袖丈を短くし、津吉さんが紡いだ糸をお母様が編み足したものだそう。
フロントと背中の編み地のインパクト。丸みのあるフォルム。贅沢な角ボタン
そしてディテールに潜むストーリー。
ただただもう、含み笑いが止まらないほど素敵。





同じくこちらもアーカイブピース。
技術が必要なデザインのものを作ることはもう出来ないと仰っていた、ハイゲージの比翼カーディガン。
実際に着てみると、ドレープの表情が本当に美しいんですよ。ぜひ、お早めに。

Vintage2009 ¥79,200 / Green / size0 / 100% Cotton



クリエイションの背景を伝えてくれる津吉さんの目はいつも厳しさと無邪気さの両方を備えていて、
伝えてくれる言葉の中には、飽きることのない探究心と、終わることのない追求を感じます。

HIROMI TSUYOSHIは常に深く深く深化していて、ひたむきで、そして楽しい。


どうぞぜひ、コレクションが並んでいるうちに。


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Isabella Stefanelli pop up event / 9.14 – 9.23



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9/21(sat)〜9.29(sun) SMBC 分割12回無金利フェアもご利用いただけます。
どうぞお気軽に、スタッフまでお問い合わせください。

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【大切なお知らせ】
毎週水曜日は定休日です。
ご不便をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
9/25(wed) close

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