dosaのデザイナーであるクリスティーナ・キムが初めてインドを旅したのは1996年のことだそうです。
今から約30年近く前。
その頃から手織りのテキスタイルを使い始め、
“手織りの織物を作るのにどれだけの時間と労力がかかるかを目の当たりにした”と語っています。
今回ご紹介するjamdani=ジャムダニという生地は、西ベンガルの伝統的なサリー生地。
非常に細い手紡ぎの糸を用いて手織で柄が描かれているため、一枚一枚柄の配置が違うのが特徴です。
このジャムダニという生地に実際に袖を通すと、
暑さの先輩であるインドという国だからこそ生まれた快適な着心地に思わず驚いてしまいます。
rabari jacket ¥111,100 / size1,2 / 100% jamdani cotton
recycled drawstring pants w/vintage lace ¥55,000 / size3 / 100% cotton
長袖であることを忘れてしまうほど着心地の良いjamdaniのrabari jacket
一番丈夫な部分である生地耳を裾に用いているためか、無地のカディコットンを使ったスタンダードなタイプより10cmほど長く着丈が取られています。
前身頃バスト切り替えまでが二重に。
rabari jacketは前開きのデザインなので羽織って着てももちろん素敵なのですが、きちんと重ね合わせた時のネックラインが本当に綺麗。
生地の軽さ、伝わるでしょうか
エスニックなのにこの不思議な透明感
今回身長159cmのスタッフが着用しているのはsize1
size2はより一層シンプルな、さりげない一枚。
これだけ暑いと涼しいパンツが欠かせなくなってきましたね。
ボトムに合わせたのは裾にアンティークレースを用いたイージーパンツ。
短めのストレートシルエット。
ウエストはドローコードなのでウエスト位置の調整も可能です。
short tule dress ¥111,100 / size1 / jamdani cotton100%
このドレスがまた素敵で素敵で
生地の美しさにため息が出て、袖を通してシルエットの美しさに苦しくなって、身体を動かして声が出ることの繰り返しです。
インに合わせたのはこちらのblogでも着用していたrajasthani dress
rabari jacket同様こちらも前開きなので、ロングジレとしても着用することが可能です。
dosaのコレクションは一枚で素敵なことはもちろんそれぞれがレイヤードに活躍するものばかり。どう着るのかを考えるのもとても楽しい。
rajasthani dress ¥101,200 / tint(light grey) / size2
jamdaniを使った生地ではこちらも届いています。
コンパクトなサイジングで作られたオーセンティックなチャイニーズブラウス。
一枚でたくさん楽しんだあとは、カーディガンやジャケットからこのフロントを見せてもとても素敵ですよ。
chinese blouse ¥73,700 / size2 / jamdani cotton100%
dosaが到着してから可愛いの連呼が続くnouéの店内。
一年に一度、揃っている今のこのわずかな期間を存分に味わっています。
今日の最後にひとつ
dosaのHPではクリエイションの歴史についてとても丁寧に紹介されています。
じっくりと読み込むと、クリスティーナ・キムという方がいかに現実と向き合った上で伝統的な職人の仕事を創造し継続しようと考えているのかを知ることが出来ます。
厳しさと愛情がまっすぐ伝わる文面です。
ぜひじっくり翻訳しながら読んでみてください。
※ブランドの意向により今年度も価格改定が行われております。
過去ご紹介しているブログとはお値段が違うものが多くなっておりますが、ご理解のほどどうぞよろしくお願い致します。
【7.20(sat)noué 24A/W photo release】
【SEEALL/佐々木家具造形研究所】
オブジェではないなにか
用途を纏った個体
空間におけるデザインのアディションとならない静謐
過去から現在までのアーカイブへのアプローチ
¥50,600
SEEALLデザイナー 瀬川さんと佐々木家具造形研究所の佐々木さんとの初のコラボレーションピースの受注オーダーを店頭にてスタートしております。
期間限定で実物サンプルもご覧いただけますのでぜひ店頭でご覧になってみて下さいね
【大切なお知らせ】
毎週水曜日は定休日です。
ご不便をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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