2021年夏に札幌駅ビルに移転リニューアルオープンしたROSE BUD札幌店。
ROSE BUDオリジナルのブランドが増え、さらに移転リニューアルでよりショップ面積も広くなったこのタイミングで、今までよりも濃く深く世界観を表現するため日々の接客の他にもプロジェクトチームを編成し、より魅力的に、そしてお客さまにとってよりわかりやすいショップ作りに取り組んでいます。
今回はROSE BUDのシゴトの現場に密着しました!
<ROSE BUD 札幌店 店舗外観>
■ PRチームのオシゴト
時流的なものだったり、日々の忙しさだったり。なかなか頻繁にショップに来られないお客様や、ROSE BUD札幌店の商品に興味がある方へ。
画面越しでも取り扱いアイテムの良さやイベント・入荷情報など、より気軽に、そして身近にショップを感じられるよう「今」を届けるのがPRチーム。
元々PR担当やinstagramアカウントはあったものの、新生チームではさらに発信を強化。セールスプロモーター石田も再構築に加わり、ストーリー、フィードとともにインスタライブもスタートしました。
とはいえ、お客様との時間を第一に考えるショップでプロモーション業務を並行することは簡単なことではありません。
企画からアイテムのピックアップ、コーディネート、撮影スケジュールまで、月一のランチミーティングで月の流れを決定。スピード感を持って効率よく立ち回り、気候的に本州とオンタイムのアイテムがズレる札幌店ならではの提案を発信し続けています。
インスタライブを始めてから、翌日に商品を見に来て下さる方や、直接来られない方でも通信販売という形でお買い物をして下さる方が現れているとのこと。
また、館内担当者ともPRチームが直接やりとりし、館としての販促に商品提供するなど広報活動全般を受け持っています。
ROSE BUD 札幌店 instagram @rosebud_sapporo_official_
■ VMDチームのオシゴト
この記事をご覧の皆さんは、VMDという言葉を聞いたことがありますか?
VMDとはビジュアル・マーチャンダイジングの略。簡単にいうと、お客様にとってわかりやすく、より商品の魅力を引き出すために視覚的なアプローチを計画することです。
ROSE BUDのVMDチームでは、店内の商品レイアウトやウィンドウのコーディネートなどを計画しています。
日々商品が移り変わる店内。VMDチームはPRチームより打ち合わせ頻度が多く、新作入荷のタイミングや店内のバランスを見てレイアウト変更を行なったり、おすすめしたい商品を中心に構成を決めたりと、ショップの状況に随時対応しています。
特にショップの顔とも言えるメインウィンドウはお店の前を通るお客様に与える印象を左右する重要な部分。
ブランドの世界観の演出だけでなく、お客様の気分や傾向を分析してわかりやすく、そして魅力的に見えるように作り込んでいきます。
VMDについても以前から担当者はいましたが、リニューアルオープンをきっかけにチームを強化。好きなものや良いと思うものがそれぞれ異なるメンバーで客観的に意見を出し合いながらまとめていきます。
最近では本人の希望がきっかけでPRチームとVMDチームを兼任するスタッフがPRチームとの連携をさらに強めています。
メインウィンドウを変更した時はSNSに掲載したり、反対にSNS反応のよかったアイテムをレイアウトに活かしたりと常に鮮度の高い情報で溢れた店内。
何気ないラック一つにも色のつながりや素材のつながり、コーディネートの提案が詰め込まれています。
■ シゴトの心構え
ROSE BUDではキャリアを積んだスタッフも新人スタッフも同じようにPRまたはVMDチームに入り、自分達の手でお店を作り、お店を活かしながら日々接客しています。
とは言え、PRチームやVMDチームそれぞれの仕事以外の個人業務や、1日を通してショップが一番大切にしている接客に割く時間が多く限られた時間の中でどのように仕事をしているのでしょうか?
実際にスタッフの皆さんにも聞いてみたところ、共通認識がありました。
日々の接客とそれ以外の業務はどうやってバランスをとっているのでしょうか?
工藤:
レイアウト作成中にお客様がいらした時はもちろん接客を優先します。その際周りのスタッフがボディ変更や修正などフォローに入ってくれているので、作業も滞らず円滑に行えています。
大きい作業は閉店後にやるなど作業内容に合わせて優先順位・メリハリをつけています。
木田:
お店づくりも接客も全て繋がっていると思っているので、そこは忘れないようにしています。もちろんうまくいかないときもありますが、チームとしてスタッフ同士の助け合いがあるからこそできることかなと思います。
PRチームが大事にしていることを教えてください。
丸川:
楽しむことです!
PRチームは2人ともカチッと決まり事を作りすぎてしまうとうまく進まなくなってしまうタイプなので、メリハリをつけることを大事にしています。
VMDチームが大事にしていることを教えてください。
木田:
シンプルに可愛いと思うものをお客様と共有できる空間づくりを大事にしています。 あとは ROSE BUD らしさを忘れずに。「 ROSE BUD に行けば何かある」と思ってもらえるお店を作ることです。
若手スタッフの方にも質問です。社歴を教えてください。
神谷:7ヶ月です。
チームにはどのように馴染んでいったのでしょうか?
神谷:
入社したての頃はとにかく先輩とコミュニケーションを取り、わからないことは聞き、仕事だけではなく自分の事も知ってもらえるよう他愛もない話をしました。
仕事に関して困ったこと、悩みごとはみんなに相談できるような自分でいました!
何度か出てきた「メリハリ」の意識や、着手中の作業が途中でも優先順位を忘れない切り替え意識が強いコメントが多く、チームとして意識していることを実感する内容でした。
今回の特集はROSE BUD札幌店の、普段はなかなか見られないシゴトの現場密着でした。
訪れただけではなかなか見えないスタッフのこだわりや想い、
お立ち寄りの際は、ぜひ店内の細かな部分まで楽しんでいってくださいね!
ROSE BUD 札幌店
OPEN 10:00 – CLOSE 21:00
〒060-0005
札幌市中央区北5条西2丁目 札幌ステラプレイス イースト 2F
TEL 011-209-5244
E-mail rosebud@en-inc.jp
instagram @rosebud_sapporo_official_