こんにちは、佐竹です。
一昨日、昨日の二日間で開催された、
“botanical garden NUE × noué” shop in shop event
ご来店下さった沢山の皆様、本当にありがとうございました!
気持ちの良いお天気にも恵まれ、いつもとは違うnouéでお洋服とお花に囲まれた空間。
我々スタッフも幸せでした・・・。
↑お写真を損ねてしまった方々もいらっしゃるのですが・・・。
NUEの川島さんが作られたお花を大事そうに抱えて、嬉しそうに歩く皆様のお姿が、本当に素敵で喜びに満ちているようで。
そして札幌の街中がほんのり色づいたように見えました。
そんなイベントと同じくして、店頭には待ち焦がれたHIROMI TSUYOSHIのニットが到着。
身にまとう人への愛と、作り手の情熱がこもったニットたちは、本当に、心から素敵の一言につきます。
そんな中から、今日はこちらでお写真を掲載できなかったものをひとつ、ピックアップしてご紹介。
夜に肌寒いと感じる日が続くようになったこの時期から、素肌にのせたくなる羽織ものです。
cotton wool jacket ¥100,000+tax / beige, black / size1 / cotton80%, wool20%
inner ¥9,800+tax (HAKUJI)
denim ¥67,000+tax (CristaSeya)
necklace ¥67,000+tax (Pippa Small Jewelry)
綿80%、ウール20%の太めでしっかりとした畝とは裏腹に、しっとりと、でも軽快な着心地の、家庭機の引き上げ柄カーディガン。
まず肌にとおす前に、
手にとって生地を握り込んだ時に、どれだけの時間をかけ、ひとやひとが動かす機械を介し、思いを詰め込んだのだろう、と想像させずにはいられない感触で。
この糸の集合体には、繊維以外のたくさんが織り込まれているなと、びりびりと感じられるものでした。
フォルムはHIROMI TSUYOSHIとしては少し新鮮で、コンパクトな着丈に対しアームや身幅にボリュームのあるバランス。
少し背中を抜いて、リラックスしながら毎日着たい、そんな印象です。
単色で編み模様がプレーンに見えますが、袖口や襟周り等は編み方向や厚みを変えているので、カーディガンであってジャケットのような空気感があります。
リラックス出来る着心地だけれど、安心できる厚みがある物は、カジュアルに見えすぎないので、特に大人の女性には嬉しい◎
先にご紹介したように、パーツごとに編み方向を変えており、背中の肩にかかる部分は一段かぎ針編みを挟んで他のパーツを繋いでいます。
そうする事で表情に立体感が生まれ、動いた時にも違和感なく日常を過ごせるようになっています。
そしてお色も良いです。
こちらのアップのお写真が一番実物に近い色味なのですが、黄味の少ないアイボリーに近い配色。凛としていて好きです。
裏返しても着られそうなくらい美しい編地。
(実際私は手持ちのニットを裏で着ることもあります!)
釦はぽってりと厚みのある水牛ボタン。ニット全体により一層深みが増します。
black
お色違いでご案内しているブラックは、よりカジュアルにカットソーを合わせても、スタイリングが整う落ち着きのある配色。
袖口を折り返して、手首の出る素肌感とボリュームを楽しむのも良い。
こちらのブラックの方が、ニットの編地をさり気なく感じられる一枚。
ボトムの合わせによってはお仕事でも着て頂ける印象です。
今回届いたHIROMI TSUYOSHIは、
過去の作品も一部店頭でご紹介させて頂いています。
ツヨシさん、そして作り手の方々が、ひとつのお洋服を作るのに力を集結させ、大事に大事に作り上げたお洋服。
何気ない毎日を彩り、ずっと共に年を重ねていきたい、そんな仕上がりとなっています。
是非店頭で、その静かな情熱とあたたかさに触れてみて下さい。