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  • 2024.4.16 -
  • バイヤー門脇、初めてのパリファッションウィーク



セレクトショップで最大の見せ場となる<商品のラインナップ>。
バイヤーがどんなブランド・アイテムをピックアップするかによって、ショップのコンセプトやその店舗におけるブランドの解釈が変わるほど重要な役割で、「ショップの編集業」とも言える仕事です。
en事業部では各店、または各グループにバイヤーがおり、バイヤー自身もショップスタッフとして接客や商品管理を行うことがほとんどです。
そうすることで、アパレル界でのトレンドだけでなく、店舗での実際の商品の流れ・お客様の傾向を直に捉えることもできるのです。

2023年秋冬のバイイングシーズンに、enbouquetの店長/バイヤーである門脇 亜衣が当時Hajouter旭川店のバイヤーとして初めてのフランス・パリ出張チームに抜擢されました。
その後2024年1月にも2度目のパリ出張を終え、現在はオーダーしたアイテムが続々入荷している最中。
今回は、2023年の初めてのバイイングで実際にどのように動き何を考えたかなど、当時の言葉で綴りWantedlyに掲載していた初めてのパリ出張レポートをお届けします!

 

門脇 亜衣(かどわき あい)
2015年入社。
Hajouter旭川店(現在close)スタッフとしてVMDを担当するなど活躍しながら、2019年に同ショップのバイヤーに就任。
2020年からはHajouter旭川の店長とバイヤーを兼任して2023年秋初めてファッションウィーク中のパリにてバイイングを行う「パリ出張チーム」に抜擢。
2023年秋からはenbouquet店長に就任。

 

 

初めての海外出張、6日間のパリ。

こんにちは。門脇です。
2023年3月上旬、初めてのパリ出張に行かせていただきました。
初めての海外出張…アジュテ旭川店のバイイングをするにあたり、パリ出張に行ってみたいという憧れを 漠然と持っていましたが、まさか本当に本当に自分がパリに行けるなんて…!
お話をいただいた時は嬉しさと興奮で胸がいっぱいでしたが、初めてのヨーロッパ、初めての海外でのバイイング、大先輩バイヤーの西口ディレクターと東野ショップディレクターとの初めての共同生活。
全てが初めてで、日程が迫るにつれ、次第にナーバスになる自分もいました。




大好きなブランドの現地ショールームに!

当時店舗で取り扱っていたブランド「mii collection」「LA PRESTIC OISTON」。
特に以前から大好きなブランドだった「LA PRESTIC OISTON」のショールームの行けたのは感激でした!

「LA PRESTIC OISTON」は23年秋冬の新作は1953年から1996年に活躍したアメリカのロック歌手「johnny guiter」がテーマ。
ギタープリントや、ビビットなカラーのレオパード柄などROCKテイスト満載のコレクションで今までは写真や資料を見て想像しながらのオーダーでしたが、実際に目で見て、触れて、ショップに来てくださるお客様を思い浮かべながらピックアップすることができました。

 




他にも、PARISのファッションウィーク期間中に開催される大きな合同展示会に参加。
TRANOI
Premiere Class
RAINBOW WAVE
ここでは秋冬の小さなメダルアクセサリーを見つけました。 刻印する文字とイラストを選ぶことができ、秋冬のイベント用に自店のオリジナルのアクセサリーを製作してもらおうと計画中。

 

刺激的な先輩バイヤーのバイイング

同行した東野ショップディレクターが店長でもあるaimé et nouéの取り扱いブランドの展示会に行くことができたのもとても貴重で刺激的な体験でした。
Cristaseya
Casey Casey
Christian Winants
Daniela Gregis
それぞれに圧倒的な世界観。
ショールームに並ぶお洋服はもちろんのこと、空間がとても静かで、隅から隅まで洗練されていて別世界に迷い込んだかのような感覚でした。
バイヤーとして大先輩のバイイングを間近で見られたことも大きな刺激になりました。
最初から最後まで集中力を全く切らさず自店の商品を選ぶ姿。
秋冬のお店像が明確に頭の中にあり、それを人に伝えることにとても長けていて、今回のパリ出張をご一緒するうえで「先生と生徒」のような感覚でたくさんのことを教えていただきたいへん勉強になりました。




現地ショールームだからこそ得られた知識

個人的に最も印象に残ったのは「EXTREME CASHMERE」のショールームでした。
ファッションには性別の年齢、国籍も体型も関係なく、シンプルなカシミヤニットのスタイリングは全て自由!
見るもの全てがカラフルで活気があり、happyなムードで溢れていました。
ブランドのセールス担当の方が「作り手の彼女たちの名前が1点1点のニットについているんですよ。」と、知ることでブランドとの距離がぐっと近く感じるようなバックボーンを教えてくださり感動!
それと同時に、自分はどれだけこのブランドの良さをお客様に伝えることができただろう、それはほんの一部だったのではないか…と、感動やら反省やら様々なことを考えさせられた時間でした。

 

バイヤーとしての責任

今回初めてパリ出張に行って感じたことは、実際目で見て触れることの大切さと、改めて感じたバイヤー担当としての責任でした。
お買い物を楽しんでいただけるようお客様にお伝えしていくのはもちろんのことですが、現地でブランドを体感したバイヤーとして、その空気感や知識をショップスタッフ全員と共有することで、より多くのお客様に伝えられるということ。
その場に行って直接見なければ分からなかった感動やお洋服の楽しさを自分がたくさん感じたように、私が今回のパリ出張で見てきたもの、感じたことを、お客様に、そしてスタッフに伝えていきます。
今よりもっと素敵なお店を作りたい!明日からまた頑張って、今より成長しまたこの場所に絶対戻ってくる!
そう強く思わせてくれる場所がフランス・パリという街でした。



門脇バイヤーが買い付けてきたアイテムが、パリから続々と到着中!
enbouquet
OPEN 10:00 – CLOSE 19:30
旭川市1条通8丁目108 Feeeal 1F
0166-24-2692
enbouquet@burnish.jp
BLOG   instagram

 

※ この記事は2023年4月7日にWantedlyに掲載したものを元に、新しい情報に書き換え編集した記事です。

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