Topics

  • RECRUIT
  • 2022.9.10
  • TOMORROWNLAND、師弟対談

札幌パルコ1F路面に店舗をかまえるTOMORROWLAND札幌パルコ店。
ここで「阿礼塾」という気になるネーミングの取り組みを行なっているとの情報を聞き、早速プレスチームが取材に飛び込みました。

インタビュアーは代行フランチャイズ事業を管轄するディレクター川村 智子。
カメラマンはセールスプロモーター石田 純樹です。

 

■ 今回取材した「阿礼塾」メンバー

画面左から

本間 朋(以下本間):
お菓子販売からの転職で株式会社バーニッシュカンパニーen事業部(当時株式会社en)に入社し、今年7月で社歴4年目に突入。入社当時からTOMORROWLAND札幌パルコ店にて勤務。

今井 阿礼(以下今井):
社歴は12年。複数店舗で経験を経て、TOMORROWLAND札幌パルコ店には在籍5年目。今回取材した「阿礼塾」の塾長役を務める。

境谷 伊織(以下境谷):
2021年3月より1年間アルバイト勤務をした後、2022年4月に新卒入社で社歴半年に。

木村 優佳(以下木村):
ルームウェアブランドにて販売職を経験後、販売スタッフとしてのスキルアップを求めて2021年10月末に入社。

 ● 阿礼塾って?

早速ですが、今日は皆さんの取り組みについて聞かせてください。「阿礼塾」という名前がついているので、今井さんが講師ということだと思うのですが、どのように始まったどういった取り組みなんでしょうか。

今井:
ショップのメンバーが入れ替わって、スタッフのキャリアが若くなったことがきっかけで始まりました。このメンバー全員で、ベストな状態でお客さまをお迎えしたい、どうやったらそれができるだろうと考えて、ディレクターや店長からアドバイスをいただいて…それで、スタッフ間のコミュニケーションを通じて、一人ひとりのスキルアップを目指すことが大事なのではないかということになりました。

今井さんのスキルや他のスタッフから尊敬される人柄を見込んで、「阿礼さん。よろしく。」と、店長からの任命だと聞いています。「阿礼塾」という形にしたのも、その時とか。

今井:恥ずかしいです(笑)

いつ頃からスタートしたんでしょうか?

今井:
今年の4月からです。最初は「自分のことを知ろう」というところから始まりました。自分の現状や接客スタイルを分析して課題を見つけ出すということはもちろんですが、自分では気づかないところをお互いで褒め合い、照れながらのスタートだったと思います。(笑)

 

 ● 気になる活動内容とは

「阿礼塾」では、普段どのようなことをしているんですか?

今井:
月初めに行うミーティングがメインで、日々の振り返りはグループラインで共有しています。いいところ、できなかったところ、ボディのコーディネートを変えたらその報告とコーディネートの意図を伝えたりですね。そうすると他のスタッフも「じゃあこのボディはお客様にこう紹介しよう」と行動できるんです。

毎日共有されているんですね。例えば昨日はどのようなやりとりだったんでしょうか?

木村:
昨日はボディを2体変更したのでその画像を共有しています。メインにした商品や、スタイリングの意図を書いたり、1日の自分の接客のよかったところや反省点も一緒に書いています。

1日がぎゅっと凝縮された内容ですね!

木村:
更新すると皆さんが「いいね」をつけてくれたり、「今日はこんなこと頑張ってくれてたね!」とコメントをくれたりして、それを見てまたモチベーションが上がって、がんばろう!という気持ちになります。

これが、阿礼塾の塾生3人分更新されてくると。

境谷:
私は昨日なかなか接客がうまくできない1日だったので、そこを振り返りました。でも、その中でも自分ができたことをしっかり書いて。悪いところだけじゃなくて、自分を褒めてあげることを大事にして毎日反省しています。

境谷さんは今年アルバイトから社員へ昇格しましたが、アルバイト時代にもこういった振り返りはしていたんでしょうか?

境谷:
全くしていませんでした。今は自分の1ヶ月を振り返ろうとした時にこうやって毎日日記のように記録をつけているので「この日こんなことがあったな」と思い出しながら確認することができて、それが次のステップに繋がってると感じます。

毎日続けるというのがすごいですよね。大変ではないですか?

今井:
一回一回の接客内容をずっと見てあげられたらいいのですが、そういうわけにもいかないので、躓いていることにここで気づけるのがすごくいいなと思っています。みんなもいろんな仕事がある中で大変な時もあるかもしれませんが(笑)全員で情報を共有できて、みんなでお店を作っていけていると感じます。

 

 ● 自分の中の変化

日々の積み重ねを半年続けてきて、何か変化は感じますか?

本間:
元々大雑把な性格で、目標を決めてコツコツやるタイプではなかったのですが、「阿礼塾」が始まり、後輩もできて、自己分析をしていく中でしっかりしないといけないなと思うようになりました。
仕事がうまくいかない時に気持ちが浮き沈みしがちだったところも、最近は「阿礼塾」で皆と励ましあうことで、浮き沈みなく自分のペースを保てるようになったりして、気持ちの面で救われています。
今は自己分析で気づいた自分の不得意分野を重点的にトレーニングしたりもしています。少しずつですが、自分が変わっていってるなという風に思っています。

一同:(拍手!)

阿礼塾メンバーから拍手が!重点的にトレーニングされているというのは、今井さんからの提案ですか?

本間:
自分から「自分にはこれが足りないので、こういうことがしたいです」という感じで伝えて、今井さんに協力してもらっています。

塾と聞くと先生から課題が出て、それをこなす、というイメージだったのですが、自分でカリキュラムを考えているんですね。

本間:
与えられたことだけやっていると続かないタイプで。自分で決めたことだから続けられるところはあります。

今井:
だからこそだと思いますが、見ていて短い期間ですごく成長していて、変わったなと感じますね。メンタルが強くなった。

本間:
悩みをため込んで泣いてしまったりしていたんですが、自分で自分の気持ちをコントロールする力を身につけました。自分の1ヶ月を振り返った時にできなかったことをそのままにしていることが恥ずかしくて、上手くいかなくても切り替えて頑張ろうと思っています。

とても濃密な体験談をありがとうございます。他のお二人はどうでしょうか。

境谷:
元々感覚的に仕事をしてきていましたが、1ヶ月や1日のことをしっかり振り返るようになってから、自分のやるべきことがすごく明確にわかって行動しやすくなりました。他のスタッフの目標や反省を聞いて、「それ自分もできなかったな」とまた気づけたりとか。月初めに気合いを入れる1日としてとてもいいなと思っています。
反省した後にいただく店長や今井さんからのアドバイスも、少しずつ階段を上がらせてくれるような感じで、自分のペースで成長できる気がします。

今井:
ストイックで、伝えたことをすぐに活かしてその成功例をすぐに教えてくれるというか。吸収力がすごいなと。年齢もあると思うんですけど。(笑)
でも、阿礼塾を通して年齢の差があるスタッフとの距離が縮まりました。それ以前もお話はしていましたけど、より密になったというか。

境谷:
同年代の友人と仕事の話をしていても、こういう風に店長や先輩との距離が近い環境で仕事をしている人は少ないので、貴重な場所に就職させていただいたなって思います。

木村:
私は、悩みを打ち明けやすくなりました。本間さんや境谷さんが同じことで悩んでいると、「自分だけじゃないんだな」とすごく安心できて。一歩進むために何をすべきかを一緒に考えていけるのが、阿礼塾が始まってよかったなと思う部分です。とても前向きになれたと思っています。

今井:
元々この取り組みを始めた時には想定していなかったのですが、お互いがお互いを見て、相互作用していて。悩みを共有したり、いい意味でライバルになったりとか。

木村:
「今日調子よさそうだな」とか「あの話を意識してたんだな」と思いながら他の二人を見て。調子が悪そうでも、陰ながらコーディネート研究をしていたりして、「自分も空いている時間を見つけてやってみよう」と思ったり…。まだ入社して10ヶ月なので、追いつかなきゃ追いつかなきゃという気持ちが強いんですよね。同じレベルになれるような努力を続けて、お客さまにしっかりとご対応できるようなスタッフになりたいなという風に思っているんです。

 

お客様の「ありがとう」が自信に

木村さんはステップアップしたいという思いで入社されたとのことですが、現時点ではどうでしょうか。

木村:
実感はあります。入社したての頃は本当に何もわからなくて。前職もアパレルでしたがルームウェアを取り扱っていたので、コーディネートのご提案をするのは初めての経験で。お客様から「私のために考えてくれてありがとう」と言っていただいたことがあって、今は少しずつ自信がついてきました。

他にも「阿礼塾」での取り組みが活きたエピソードがあれば聞かせてください。

境谷:
最近だと、サイズのご案内です。ジャケットを着た時の綺麗なサイズ感を、根拠をつけて、きちんとお客さまにご説明できるようになりました。それでうまくいくと、また報告したくなります。
あと、スタッフ同士、目線のやりとりで意思疎通できる時があります。なんかわかるんです(笑)例えば「ニット出し忘れてる」みたいな…

一同:(笑)

境谷:
怖い感じじゃなくて(笑)アイコンタクトだけでもわかる時はわかるので、そういう時はそのまま動けたりとか。チームプレーだなあと。

木村:
なかなか実績をつくれなくて落ち込んでいる時、本間さんや境谷さんがそばにいたら励ましてくれるんです。「本当にもうダメだ…」と思ってる時に「大丈夫です!大丈夫です!」って言ってくれて、「よし、切り替えよう!」と。

社会人経験者のお二人としては、このお店のチームワークはどうでしょう。

本間:
前の職場は業務的なやりとりだけで、もちろんそれも仕事の上で大切なことなんですが、仕事と仕事の合間にちょっとしたコミュニケーションが取れると楽しいじゃないですか。そういういい雰囲気があるので、楽しいです。それは入社した時から思っていました。前の職場と違うなと思います。

木村:
前の職場もアットホームだったんです。ただ、1日に来られるお客さまがとても多いお店だったので、今よりスタッフ同士でコミュニケーションが取れる時間は少なかったですね。今は仕事以外の話もほどよくできて、そこで気分転換して、仕事するときは切り替えて頑張ろうっていう感じなんですが、そういうのが大事だなと思っています。



塾長は「教え方」で意識していることはあるのでしょうか。

今井:
ただ自分がされたら嬉しいことをみんなにしてあげたいと思っています。褒められたら嬉しいじゃないですか。
コミュニケーションを通してチームワークがすごくよくなって、それぞれスキルアップしてきているので、それぞれの個性を意識してお店のファンをどんどん作っていきたいなっていうのが未来…近々の目標です。

塾生のみなさんにも、個人的な目標はありますか?

本間:
まず、メンタルをこのままキープしつつ。先輩から引き継いだお客さまがいらっしゃるのですが、そういったお客さまとの良い関係性を、今度は自分でも一から作れるようになりたいと思っています。今はそれが1番の目標です。

境谷:
自分一人で全部やるのはまだ少し難しいので、まずはお手伝いがきちんとできるように。先輩のサポートをして、「あ、今助かったな」と思ってもらえるような行動をすることが目標です。

木村:
私は今ブランド担当をさせていただいているので、お客さまの目をひく素敵ななボディづくりのためにスキルアップしてきたいです。最近「木村さんいますか?」と来てくださるお客さまもいらっしゃるので、そういったお客様にとってより身近な存在になれるようにご提案していきたいです。

 

 ● エン事業部で働くことに興味のある方へ

最後に、これからenで働くことを考えている方にメッセージをお願いします。

木村:
人間関係がきっかけで転職を考えている方は悩まれている方も多いと思いますが、そこは本当にあたたかい雰囲気で、優しく受け止めてくれる人ばかりなので…。ぜひ!お待ちしております。

一同:(笑)

境谷:
仕事って、週に5日間、多分家族と過ごすよりも長い時間なので、そこをいかに充実させるかが大事だと思っています。仕事まで楽しみたい!と思っている方は、enグループでは充実した生活を送れます。

本間:
人間関係はもちろん、自分のスキルアップ面でも…系列の他のショップにもすごくレベルの高い先輩方がたくさんいるので、そういう方たちから仕事を教えてもらえる機会が多いです。自分の技術を磨きたい人にはすごくいいと思います。環境もいいですし、教え方もわかりやすくて。接客が好きな方はぜひ来てください。

今日は本当にありがとうございました!

 

最後までご覧いただきありがとうございました。
株式会社バーニッシュカンパニーen事業部では一緒に働く仲間を募集しています。ぜひ「RECRUIT」から求人店舗一覧をご覧ください。
気になることがあれば、気軽にお問合せくださいね。

みなさまのご応募・ご質問、心よりお待ちしております!

  • TOMORROWLAND 札幌PARCO店
  • 重厚感のある落ち着いた雰囲気の店内には、こだわりのあるオリジナルウェアから、
    世界各国よりセレクトされたインポートグッズまで、洗練されたアイテムが揃います。
    普遍的な[スタンダード]と[エレガンス]に、軽やかさやラグジュアリーさをミックスさせた
    遊び心のあるリアルなスタイルをご提案します。

  • OPEN 10:00 - CLOSE 20:00(土曜日のみ20:30)
    〒060-8502
    札幌市中央区南1条西3丁目 札幌パルコ1F
    TEL 011-350-3744
    E-mail p_tomorrowland@burnish.jp
  • 取り扱いブランド
  • ■WEAR
    Ballsey
    MACPHEE
    TOMORROWLAND collection
    SOULEIADO
    TATRAS
    RED CARD
    SAINT JAMES
    FIL

    ■GOODS
    FALIERO SARTI
    JOHNSTONS
    FABIO RUSCONI
    PELLICO
    SARTORE
    WANT LES ESSE
    Herve Chapelier